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【日本薬学会第144年会】シンポジウムの概要 環境・衛生部会 若手研究者シンポジウム 核内受容体機能の撹乱による生体影響研究の最前線

2024年03月26日 (火)

オーガナイザー
 松丸大輔(岐阜薬大)
 進藤佐和子(明治薬大)

 環境化学物質とその生体影響の問題は、4大公害、職業癌の問題、内分泌撹乱物質問題、次世代・継世代影響の問題と、長年にわたり多くの人々の関心を集めている。環境化学物質の一部は、生体において核内受容体に結合することが知られている。核内受容体は、多くの生物において存在することが知られており、発生、生殖、老化、代謝、恒常性維持といった多様な生命現象に関わっている。そのため、化学物質によって核内受容体の機能が撹乱されると、ヒトはもちろん環境中の生物においても大きな影響が現れると考えられる。

 本シンポジウムでは、各種核内受容体の機能を今一度紐解き、核内受容体に化学物質が作用することによって生じる生体影響や、化学物質汚染の現状等について、それぞれのシンポジストに紹介・解説いただく。講演を通じて、環境化学物質リスクとの向き合い方についても議論を深めることができればと考えている。

 (松丸大輔



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