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【日本薬学会第144年会】シンポジウムの概要 外来性RNAに対する防御機構解明が切り拓くRNA創薬のニューフロンティア

2024年03月26日 (火)

オーガナイザー
 星野真一(名市大院薬)
 秋光信佳(東大ISC)

 SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)に対するmRNAワクチンの成功はRNA創薬の有効性と優位性を世に知らしめた。mRNAワクチンの成功には、合成外来RNAやウイルス由来RNAに対するホスト細胞の防護機構の解明が貢献している。また、細胞内RNAの活性や動態の制御の分子機構解明も重要な役割を果たしている。

 本シンポジウムでは、外来RNAやウイルス由来RNAを細胞が認識して応答する最新の研究成果を紹介する。さらに、外来RNA・ウイルスRNAと細胞内防御システムとの攻防を理解する上で重要なRNA修飾や液-液相分離に関する最新知見も紹介する。

 その上で、今やRNA研究には欠かせないRNAバイオインフォマティックスについても紹介し、基礎研究で得られた知見を、今後のRNA創薬に応用していくための多様な方法論やアイデアを学会員に紹介する。このシンポジウムによって薬学領域におけるRNA創薬の発展に貢献したいと考えている。

 (秋光信佳



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