厚生労働省の「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」は22日、地域における健康サポート薬局と認定薬局制度のあり方について議論した。両制度で求められる機能が重複しているとして、薬剤師構成員からは、届出件数が伸び悩んでいる健康サポート薬局の機能を医薬品医療機器等法に位置づけるよう求める意見が上がった。
薬局による地域住民の健康維持・増進の支援を目的に2016年から開始した健康サポート薬局は、かかりつけ薬剤師・薬局の基本的機能を前提に複数の要件を満たした薬局が認められ、昨年9月末時点で3123薬局が届け出ているが、近年の届出数の伸びは頭打ちで国民の認知度も低い状況が続いている。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。