日本薬剤師会の山本信夫会長は19日の定例会見で、5期10年にわたって務めた会長職を振り返り、「安定させるための10年間であったと思う。たいしたことはできなかったが、他団体と良好な関係を築くことができたし、行政ともうまくできた。財源もうまく確保できたのではないか」と語った。
山本氏は29~30日の通常総会で任期満了となり、勇退する。会長として成し遂げたことについて、「やりたいことの10のうち、できたのは2~3個くらい」と述べ、「強いて言えば薬剤師年金の基金を整理し、次の世代にお金の面で負の遺産を残さずに済んだ」と語った。
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