6月29~30日に都内で開催された日本薬剤師会定時総会のブロック質問では、岩月進会長が日薬の10年後のビジョンについて、「調剤報酬を含め立地から機能で評価しようという方向に来ているので、評価されている薬局の機能を地域にどう還元していくのか。関係している他職種と連携していくのかの検証を1年かけてやっていかないといけない」と述べた。九州ブロックの青木浩朗代議員(宮崎)の質問に答えた。
岩月氏は、「10年後を見通すことは難しい」と述べた上で、「来年は地域包括ケアの完成年で今年1年かけて検証しないといけない」との考えを示し、機能で評価される薬局が地域で生き残るための環境整備に意欲を示した。
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