
大阪府薬剤師会の乾英夫会長は1日の定例会見で、3期目となる会長就任の抱負として「就任以来、2025年の患者のための薬局ビジョンの実現に向け、かかりつけ薬剤師・薬局の機能、職能が地域で発揮できるよう進めてきた。来年その年を迎える。府下全域で府民が安全・安心に医薬品の供給、相談等ができるよう全ての府民にかかりつけ薬剤師・薬局を持っていただけるようにしていきたい」と語った。また、課題とする府薬自体の組織強化については「2年で次の執行部にバトンタッチする前には目鼻がつくように進めていきたい」と述べた。
乾氏は記者会見で、府薬として若年者の一般用医薬品のオーバードーズによる薬物乱用防止資材を作成したことにも触れ、学校薬剤師が小中学校での薬の適正使用教育を行う際の追加資料として、オーバードーズに関連するスライド約10枚を府薬の会員専用ページからダウンロードできるようにしたと説明した。
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