文部科学省と科学技術振興機構(JST)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「大学発ベンチャー表彰2024」の受賞者を決定した。経済産業大臣賞には、難治癌に対する新たな治療モダリティとして次世代型集束超音波治療装置の実用化を目指すスタートアップ企業「ソニア・セラピューティクス」が選ばれた。また、日本ベンチャー学会会長賞には、世界初の歯生え薬を開発する京都大学発創薬ベンチャーのトレジェムバイオファーマが受賞した。
大学発ベンチャー表彰は14年度に開始した制度で、大学等の研究開発成果を活用して起業したベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰すると共に、特に成長に寄与した大学や企業などを表彰している。今年度は46件の応募があり、大学発ベンチャー8社と支援大学・支援企業の受賞を決定した。
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