日本薬剤師会の森昌平副会長は11日の中央社会保険医療協議会総会で、2023年度の調剤医療費動向で処方箋1枚当たりの薬剤料が前年度からマイナスとなったことについて、「薬価の中間年改定が原因」と指摘。「物価高騰等の4大臣合意後の環境変化や7年連続改定の影響を踏まえ、中間年改定の実施は慎重に検討すべき」と訴えた。
23年度調剤医療費動向のうち、処方箋1枚当たりの医療費の伸び率は前年度と比べてマイナス0.5%、処方箋1枚当たりの薬剤料の伸び率はマイナス0.6%となった。
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