医薬品物流改革のコンサルタント業務等を手がけるロジスティクスナイト・ジャパンの早田雅彦社長は18日、名古屋市で開かれた製剤機械技術学会第34回大会で講演し、医薬品物流の標準化や共同化を推進するよう製薬企業に呼びかけた。災害時に医薬品を安定供給するには、物流拠点を東西2カ所だけでなく全国に分散して設ける必要があると指摘。整備に必要なコストは物流の共同化によって抑えられると語った。
かつては各製薬企業が全国に3~5カ所の物流センターを構えていたが、1990年代から物流の外部委託が進み、自社の物流センターを東西2カ所に集約する動きが盛んになった。
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