インテージヘルスケアは、2024年8月度のOTC医薬品市場概況を公表した。それによると、8月度の販売金額は1084億円となり、OTC医薬品市場は前年比96.6%で前年比マイナスという状況。前年に比べて体調を崩す人が少なかったと推察され、総合感冒薬などのかぜ関連薬が振るわなかった。また、過去5年の同月の平均を100とした場合の指数は106.3で、過去5年間で2番目に高い実績だった。
8月度に好調だった薬効は、ドリンク剤(販売金額104.4億円、前年同月比103.9%)、整腸薬(43.7億円、同106.6%)、外用鎮痛・消炎剤(81.7億円、同103.2%)、目薬(74.6億円、同102.5%)、皮膚用薬(除殺菌)(100.4億円、同101.3%)などとなった。
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