エーザイの内藤晴夫CEOは8日、都内で開いた2025年3月期中間決算説明会で、早期アルツハイマー病治療薬「レケンビ」(一般名:レカネマブ遺伝子組み換え)の国内治療体制について、初期投与施設が約600施設、6カ月以上の投与患者を近隣で投与するフォローアップ施設(認知症疾患医療センター、認知症診療医が在籍する病院、診療所)は800施設と明らかにした。同社は、初期投与施設に対しフォローアップ施設は3倍程度必要との認識で、受け入れ施設の拡大を進めている。内藤氏は「今後の様々な取り組みによってさらなる拡大期に入る」との認識を示した。
フォローアップ施設の整備については、リソース面に課題があると専門家から指摘されている。
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