参天製薬の伊藤毅社長兼CEOは7日にオンラインで開いた中間決算説明会で、5月から出荷停止中の角結膜疾患治療薬「ジクアスLX点眼液」について、早ければ2025年度中にも出荷を再開すると発表した。「主要因をほぼ特定できた」と語った。
同剤について、同社は防腐剤濃度の低下を理由に自主回収および出荷停止の措置を講じてきた。伊藤氏は、「解決に向けて複数の選択肢があり、対応を進めている」と説明。他の対策として、冷所保存に変えたり、処方を変えるという手もあったが、「それだと(出荷再開まで)時間がかかるため、原因究明に努めてきた」と話した。
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