クオールホールディングスの中村敬社長は、2025年3月期中間決算説明会で重点施策に言及。その中で、後発品の製造販売を手がける第一三共エスファを子会社化した製薬事業については「まだ道半ば」との認識を示し、新製品の供給遅れが課題として、計画通りに製品ラインナップを揃えていくことに注力する考えを示した。また、薬局事業については在宅・施設調剤に重点的に取り組んでいく方針を述べた。
製薬事業については、25年3月期第1四半期から連結子会社化した第一三共エスファに言及。「予定通りに進んでいるかと言えば、まだ道半ばだ。新製品が遅れている面がいくつかある」と指摘し、「製薬企業であり、新しい製品をきちんと市場に供給することが企業の安定にとって不可欠であると思うが、新製品の遅れが大枠では原因となり、当初の予定よりも特に利益面で厳しいことにつながっていると捉えている」と述べた。
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