インテージヘルスケアは、2024年9月度のOTC医薬品(一般用医薬品)市場概況を公表した。それによると、9月度の販売金額は1024億円となり、OTC医薬品市場は前年比96.8%で前年比マイナスとなった。前年に比べて体調を崩す人が少なかったと推察され、総合感冒薬などのかぜ関連薬が振るわなかった。過去5年の同月の平均を100とした場合の指数は111.6で、過去5年間で2番目に高い実績だった。
9月度に好調だった薬効は、整腸薬(販売金額42.4億円、前年同月比108.5%)、外用鎮痛・消炎剤(83.0億円、103.8%)、目薬(70.4億円、104.3%)、総合ビタミン剤(23.3億円、111.0%)、皮膚用薬(除殺菌)(82.2億円、102.5%)などとなった。
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