世界の主要製薬企業20社が低中所得国において必要な医薬品にアクセスできるようにする努力をどの程度しているのかを調査分析している医薬品アクセス財団は19日、対象企業の取り組み格付けを発表し、ノバルティスが初めてトップとなった。数多くの国に対し、感染症のみならず、癌など非感染症薬を含めてアクセスに取り組んでいることが評価された。日本企業では、最高は武田薬品の9位で、同財団は展開している国の少なさなどが背景にあると指摘した。
今回は113国を対象に、約80の感染症・非感染症(癌、糖尿病)に関する医薬品のアクセスにどう取り組んでいるのかについて調べた。アクセス対象国数、研究開発パイプライン、開発・アクセス計画、アクセスしやすい価格政策、寄付やライセンス供与などの取り組みなどを分析して格付けした。
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