◆コロナ禍を経て人々の意識や行動に変化が現れたことは、各種調査でも示されている。感染拡大を機に健康を意識した生活を心がけたり、免疫機能を上げることを意識したりといった具合だ。健康づくりのための運動にも、以前より関心が寄せられているようだ
◆日本歯科医師会が行った男女1万人を対象とした歯科医療を取り巻く調査でもコロナ禍前後でいくつかの差異が見られた。歯科医等で定期的チェックを受けている人は48.6%で、コロナ禍前の2018年(43.4%)より増加した
◆一方、歯や口の健康と全身の健康に関する事柄で知っているものを聞くと、「20本以上自分の歯を保っていれば美味しく食べられ、健康長寿につながる」「歯周病を放置すると細菌の温床となり、ウイルス感染しやすくなる可能性がある」の理解度は、コロナ禍時の調査より顕著に低下していた
◆身体も歯も重要なのは、疾患の早期発見と治療。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ではないが、改めて健康リテラシー向上が大切なことが示されたと言えよう。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」
2024年12月02日 (月)
‐AD‐
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
企画
寄稿