
和歌山県立医科大学薬学部社会・薬局薬学研究室の岡田浩教授らの研究グループは、県の事業費を得て、薬局やドラッグストアで持続自己血糖測定器「FreeStyleリブレ」を用いて糖尿病を早期発見するランダム化比較試験を進めている。店舗で開く健康関連イベントの参加者を対象に、複数の質問からなる予測ツールで糖尿病発症リスクを評価した上でハイリスク者にリブレを渡し、血糖値の推移を把握。薬剤師が必要に応じて受診を勧奨し、実際に受診した割合を検証する。リブレを用いた患者掘り起こしの効果を明らかにしたい考えだ。
研究には、和歌山県を中心にドラッグストアや薬局を展開するエバグリーン廣甚が協力。県内の各店舗で今月から3月にかけて開く健康関連イベントなどで、研究の参加者を募集する。
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