アステラス製薬は5日、地図状萎縮を伴う加齢黄斑変性の治療薬として「アイザーヴェイ」(=米国販売名、一般名:アバシンキャプタドペゴル)を日本で条件付き承認制度に基づく承認申請を行ったと発表した。剤形は硝子体内注射液。申請データは海外治験のみ、適応患者には日本での治療法がない。これらを踏まえ同社は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)と協議の上で「1日も早く患者のもとへ届けるため」条件付承認申請を行ったと説明している。
同剤は米国で承認取得したが、欧州では申請を取り下げ、欧州各国と申請に向けた協議を行っている状況にある。日本で承認されれば対象疾患に対するファーストインクラスの位置づけになる可能性がある。
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