
画像提供:羽田みらい開発
アルフレッサホールディングス(HD)は3日、再生医療事業を行う子会社のセルリソーシズが、細胞・遺伝子治療CDMOサービス拠点を東京の羽田空港に隣接する大規模複合施設「羽田イノベーションシティ」に開設すると発表した。10月の稼働を予定する。アルフレッサグループでは、再生医療などの事業拠点を国内中心に整備している。細胞・遺伝子治療は海外から輸入されるケースも多いことから、羽田空港の隣接地に拠点を構えることで、品質を維持しながら国内外の流通リードタイムの短縮化を目指す。
セルリソーシズは、国産細胞原材料(マスターセル)の提供事業と自家・他家型の細胞加工物の製造事業を行う。製造拠点は福島県の郡山と神奈川県川崎市の殿町にある。マスターセルは、国内提携医療機関から同意を得た健康人から提供を受けた組織や細胞を使用し、両拠点で構築したマスターセルを再生医療等製品の開発を進める企業などに提供する。
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