インテージヘルスケアは、2025年1月度のOTC医薬品(一般用医薬品)市場概況を公表した。それによると、1月度の販売金額は1079億円となり、OTC医薬品市場は前年比105.0%で3カ月連続の前年プラスとなった。過去5年の1月の平均を100とした場合の指数は111.0で、過去5年間で最高値。個数ベースでも102.7%で前年を上回った。上位20薬効のうち、漢方薬、胃腸薬、ビタミンB1剤、便秘薬、検査薬を除く15薬効がプラスとなった。
1月度に好調だった薬効は、鎮咳去痰剤(販売金額57.5億円、前年同月比131.7%)、総合感冒薬(133.1億円、109.0%)、皮膚用薬(除殺菌)(76.8億円、107.8%)、ドリンク剤(71.5億円、106.7%)、鼻炎治療剤(42.5億円、111.1%)などとなった。
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