厚生労働省は19日付で、新薬11成分19品目を薬価基準に収載する。バイオジェン・ジャパンの筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬「クアルソディ」(一般名:トフェルセン)に加算係数ゼロが適用され、日本新薬の肺動脈性肺高血圧症治療薬「ウプトラビ」(セレキシパグ)とアストラゼネカの気管支喘息治療薬「ファセンラ」(ベンラリズマブ)にそれぞれ20%と10%の小児加算が付いた。12日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。
▽クアルソディ髄注100mg(バイオジェン・ジャパン):新有効成分のトフェルセンを含有するALS治療薬。原価算定方式で算定し、新規作用機序医薬品であることなどから有用性加算II15%、希少疾病用医薬品であることなどを踏まえて市場性加算I15%の適用対象となったが、原価開示度50%未満として加算係数ゼロとなった。
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