アステラス製薬とヒト型汎用ロボットを開発する安川電機は6日、高い正確性と再現性が求められる細胞医療製品の製造プロセスにAIやロボット技術を導入して、新たな製造プラットフォームを開発、提供する合弁会社を9月に設立すると発表した。社内の創薬研究、製造技術研究に活用する一方、アカデミアやスタートアップが保有する細胞医療製品候補の製造プロセス開発、治験薬の製造を行う予定だ。
細胞製造では、採取した組織などから目的の細胞を、目的通りに培養するまで複雑な工程がある。その工程では正確性と再現性が要求されるが、人手では培養や技術の承継に時間がかかる。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。