山田養蜂場の自社研究機関である山田養蜂場 グループ美容科学研究所(東京都品川区)はこのほど、ローヤルゼリー(RJ)とナイアシンアミドを配合した美容液を6週間使用することで、たるみやハリなどのエイジングサインが気になる女性において、使用前よりも「肌のたるみ」や「ハリ・弾力」を含む主観的な肌状態が改善することを明らかにしたまた、客観的な肌評価についても皮膚粘弾性改善し、3次元画像によってたるみの位置が上位に変化することを可視化した。
同社では、これまでにRJとナイアシンアミドの組み合わせによる効果について臨床試験実施しており、2023年11月に「シミの個数を減らし、目尻のシワを改善する」など有用な働きを示すことを報告している。一方で、たるみや肌の粘弾性といったさらなるエイジングの悩みに対する影響はまだ確認されていなかった。
そこで今回、RJとナイアシンアミドを配合した美容液を、たるみやハリの低下などのエイジングサインを感じている女性に使用してもらうことで、たるみを中心とした肌悩みにどのような影響を与えるか調べた。
研究の結果、RJとナイアシンアミドを配合した美容液を6週間使用することで、使用前よりも肌状態の主観的評価のうち「肌のたるみ」「肌のハリ・弾力」「を含む10項目が改善したことが確認された。また、皮膚の柔らかさや弾力を示す皮膚粘弾性について確認したところ、塗布3週間後に改善したことが示された。
さらに、主観的評価でたるみの改善が確認された被験者について、3次元画像解析装置(VECTRA)を用いてたるみの変位を可視化したところ、使用後に頬の位置が上位に変化していることが確認された(著効例)。