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「影響は限定的」

2025年03月19日 (水)

◆本コラム名は「むきげん」だが、昔、先輩記者から「なきごと」でもあると言われたことがある。取材、記事での失敗などの「泣き言」を綴る欄でもあるという。それに倣うなら、最近では薬価改定アンケートの記事を挙げたい
◆各社改定率は0~3%程度が多く、「影響は限定的」と10日号に書いた。比較的低率だが限定的との表現は実態に合っているのか。インフレ局面の引き下げで、改定前の流通在庫問題もある。新薬創出等加算の返還で約3~4割下がる品目もある
◆さらに薬価制度専門家でも「忘れていた」と言う「新薬創出等加算対象品目等を比較薬として算定された品目に係る控除」ルール(2020年度改定時制定)が初適用。これは新薬創出等加算品を比較薬に類似薬効比較方式I等で算定された新薬を対象に、収載4年経過後の改定時に同加算対象になった場合を除き、比較薬の累積加算分を控除する。改定率は10%超が多い
◆薬価改定は現場では大ごと。現場に思いが至らない原稿だと、ぐずぐず悩んだわけである。



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