
ニプロは25日、専務取締役の山崎剛司氏が代表取締役社長に昇格する役員人事を発表した。13年間にわたり社長を務めている佐野嘉彦社長は、代表取締役会長に異動し、代表取締役2人体制となる。6月26日の株主総会、取締役会を経て正式決定する。
山崎氏は、医療機器・ファーマパッケージング事業分野に従事し、国内外の販売で豊富な業務経験を有しており、グループの業容拡大とグローバル化の推進に貢献してきた。
山崎氏は1968年3月30日生まれの56歳。91年に京都外国語大学卒業後、ニプロに入社。2009年に取締役、18年に常務取締役に就任。23年7月から専務取締役国際事業統括国際事業部長兼ファーマパッケージング事業部担当を務める。
佐野社長は、新たに創設する予定の会長職で新社長をサポートしつつ経営の両軸の一端を担う。