メディカルシステムネットワークの田中義寛代表取締役副社長は2025年3月期決算説明会で、今後の重点戦略について言及。「薬局を取り巻く環境が非常に大きく変化しており、改めて今後10年程度先を見据えた上で、当社の長期ビジョン策定をしたいと考えている」と明らかにした。長期ビジョンでは、同社の成長戦略におけるこれからの薬局・薬剤師に求められる機能の再検討などのテーマを含むとしており、今秋頃の公表を予定しているという。
同社の25年3月期連結業績は、売上高が6.1%増の1224億円、営業利益が17.7%減の32億円、経常利益が17.3%減の32億円、当期純利益が32.2%減の13億円と増収減益となった。主に処方箋枚数が伸び悩み、仕入れ価格の上昇や賃上げなどの要因が利益を圧迫したと見られる。一方で、医薬品ネットワーク部門、医薬品製造販売部門、デジタルシフト部門は堅調に推移した。
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