浜松ホトニクスは4日、同社が設立した浜松光医学財団浜松PET診断センターで実施しているPET検診の特徴や重要性がデザインされたラッピングバスの運行を開始したと発表した。
この取り組みは、地域の人たちに同センターをより身近に感じてもらうため、浜松市内を運行する遠州鉄道路線バスにフルラッピングを施したもの。バスの側面と背面に、PETがん検診の特徴や重要性を分かりやすく表現したイラストとメッセージを配置し、通勤・通学中の人たちに広く知ってもらえるよう工夫されている。
同社は、光技術を用いた検査で、認知症などの疾患の早期発見・早期治療を可能とし、健康で長寿な社会の実現に貢献したいとの願いがある。この願いを目的に、浜松医学財団が同社を母胎として2002年に設立された。現在は、同社中央研究所敷地内にPET検査を中心とした各種検診、診断および臨床研究などを行う「浜松PET診断センター」を設置し、「がんで死なない、認知症で苦しまない健康長寿社会の実現を目指して」をスローガンとして事業に取り組んでいる。
「医療機器・化粧品」の記事に関するご意見・お問合せは下記へ。
担当者:河辺
E-mail:kawabe_s@yakuji.co.jp
TEL:03-3866-8499