一般社団法人日本画像医療システム工業会(JIRA、瀧口登志夫会長)は5日、東京・大手町のKKRホテルで総会を開き、2025年度の事業計画案、役員の一部変更案などを了承した。

JIRAの2025年度事業計画案は、昨年策定した「JIRA画像医療システム産業ビジョン2030」に基づき、大きく5つのビジョンで構成される。第1のビジョンは、「JIRA産業の振興と関連領域との連携強化」、第2は「データが変える医療の実現に向けた環境整備」、第3は「医療機器の即した法規制、保険制度の実現」、第4は「グローバル市場での競争力の強化」、第5は「持続可能な医療を提供する産業構築」。このうち第3のビジョンの関連では、来年度予定されている診療報酬改定に向けて、「医療の効率化につながる評価など医療機器の製品化に対して予見性のある診療報酬制度の整備」を求めていくことにしており、すでに動きはじめている。
役員の一部変更案は富士フイルムの秋山雅孝氏の任期途中の退任に伴い、同じ社の樋口淳氏を選任するというもので、総会で了承され、続く理事会で樋口氏は、秋山氏が務めていた副会長に選任された。任期は来年年度の総会時まで。
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