
健康総合企業のタニタは23日、プロフェッショナル体組成計「MC-800」を10月1日に発売すると発表した。同製品は、プロフェッショナル体組成計の上位モデルとして、フィットネスクラブを中心に販売する計画となっている。
同製品は、フィットネスクラブ利用者の「はかりたい」という気持ちを刺激するデザインと操作性にこだわって設計されている。そして、「体組成を計測すること」自体を心地よく、気持ちを高める体験とすることで、トレーニングへのモチベーションを向上させ、運動習慣をサポートする。
また、プロフェッショナル体組成計で初となるガラスの測定台と透明電極を採用し、アルミ製のポール部分は鏡面加工することで、周囲の空間になじみながらもスタイリッシュなデザインに仕上げている。
また、操作・表示部をタブレット端末とすることで直感的に操作できるようにすると共に、計測結果の表現力が高まっている。
同社独自の高精度計測技術「TANITA 4C Technology」を搭載し、全身やからだの部位ごとの体脂肪率や筋肉量、筋肉の状態を評価する「筋質」などを、同社の部位別計測が可能な体組成計で最短となる約15秒で計測できる。筋質は、運動習慣に敏感に反応する特徴があり、筋肉量よりも短期間で数値が変化するため、筋質の変化をチェックすることでトレーニングを続けるモチベーションにつながる。
同製品の導入施設は、クラウド型の法人向けデータ管理サービス「TANITA FIT」を無料で利用でき、計測したデータをフィットネスクラブの会員と施設管理者・トレーナーの双方で確認できる。
価格は132万円(税込)
発売に先がけて、30日から3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「SPORTEC2025」で同製品の実機を公開するほか、30日から先行予約を受け付ける。