オムロンヘルスケアは、22~23の両日、京都市の国立京都国際会館で開かれる第66回日本人間ドック・予防医療学会学術大会にする。22日には、自治体と連携した地域住民の高血圧予防の取り組みに関するランチョンセミナーを開催する。また、展示ブースでは血圧測定と一緒に心電図を記録できる心電計付き上腕式血圧計や、減塩管理に役立つデバイスとして尿中のナトリウムとカリウムの比率(尿ナトカリ比)を測定できるナトカリ計などを展示する。
ランチョンセミナーは、「自治体との協創で取り組む高血圧予防」をテーマに、古川佳子氏(山王メディカルセンター 循環器内科/国際医療福祉大学成田薬学部)を座長に、小暮真奈(東北大学東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門個別化予防・疫学分野)、樺山舞(大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻総合ヘルスプロモーション科学講座)を演者に、地域住民の高血圧予防のための産学官連携の取り組みを紹介する。
具体的な事例として、「宮城県登米市における尿ナトカリ比測定を導入した特定健康診査による地域住民の高血圧予防の取り組み」と、「大阪府能勢町における家庭での血圧測定を通じた地域住民の疾病予防の取り組み」の内容と成果を報告する。
展示ブースでは、心電計付き上腕式血圧計やナトカリ計、携帯型心電計HCG-8060T、携帯型心電計HCG-9010U、活動量計 Active style Pro HJA-750Cなど、循環器疾患の予防と管理に有用な製品を展示する。
なお同社は、循環器事業のビジョン「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」の実現に向け、医療従事者および研究者と共に、家庭での血圧測定と心電図記録の普及に取り組んでいる。
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