
パラマウントベッドは6日、睡眠に関する学びの機会が十分に整っていない状況を踏まえ、子どもたちが睡眠の大切さを楽しく学び、理解を深めることを目的に、副教材「未来をつくる すいみんにどきどき」を制作した。
副教材は今月から、東京都・大阪府・京都府の小学校4~ 6年生を主な対象として2万部を無料で提供し、教育現場での活用を通じて、子どもたちが自身の睡眠習慣と生活リズムを見直すきっかけを提供し、健やかな成長を支援していく。また、関連企画として「未来のベッド」絵画コンテストを実施し、来年3月に結果を発表する予定となっている。
同教材は、学習指導要領に準拠しつつ、同社の知見を活かして制作された完全オリジナルの副教材。同社グループの公式キャラクター「ぱらきち」も登場し、子どもたちが楽しく学べる工夫が盛り込まれている。睡眠の重要性や役割、良い睡眠をとるためのポイントについて、イラストやワークを通じて分かりやすく解説しており、保健体育などの授業で教員が活用できるほか、生徒にとっても楽しく読める教材として設計されている。
早稲田大学などが実施した「子どもの生活リズムと健康・学習習慣に関する調査2021」によると、小学校4~6年生の平均睡眠時間(平日)は「8時間23分」にとどまっており、十分な睡眠が確保されていない実態が明らかになっている。
こうした課題を受け同社は、小学生に睡眠の大切さを分かりやすく伝え、楽しく学べる教材の制作に着手した。小学校4~6年生は、塾や習い事などで生活リズムが変化しやすく、睡眠習慣が乱れやすい時期でもある。
そこで同社は、20年以上にわたる睡眠研究の知見を有する「パラマウントベッド睡眠研究所」の監修のもと、小学校の副教材「未来クリエーター」シリーズを展開するソーシャルサービスと共同で、今回の副教材を制作した。
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