TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【米国政府】ファイザーと薬価下げ合意‐医薬品の関税3年間猶予

2025年10月03日 (金)

 米ホワイトハウスと米製薬大手のファイザーは9月30日(現地時間)、米国の医薬品価格を他の先進国が支払う最低額である「最恵国待遇(MFN)価格」に引き下げることで合意したと発表した。米トランプ大統領は7月31日に書簡で、欧米製薬17社にMFN価格の検討を求めていたが、ファイザーが合意第1号となった。実施開始日、対象製品、割引率の設定根拠などの詳細は開示されていないが、ファイザーの発表によると、プライマリケア治療の大部分と一部ブランド薬について最大85%、平均50%の範囲の割引で患者が直接購入できるようにする。

 合意の場面には、トランプ大統領と米ファイザーのアルバート・ブーラ会長兼CEOが出席した。合意内容についてホワイトハウスは、▽メディケイドプログラムがファイザー製品のMFN価格にアクセスできるようになる▽ファイザーが市場に投入する全ての革新的な新薬のMFN価格を保証する――ものだと発表した。また、ファイザーによると、MFN価格の合意のほか、米国での製造にさらに投資することを条件に、ファイザー製品への関税を3年間猶予することにも合意した。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術