財務省は5日、財政制度等審議会財政制度分科会で来年度予算編成に向けた社会保障改革の考え方を示し、2026年度調剤報酬改定については適正化の必要性を主張。薬剤師数と薬局数の伸長にも言及し、「増加に歯止めがかからないのは希少な医療資源の適正配分の観点からも問題」とし、薬局の集約化や大規模化といった産業構造の改革が急務と指摘した。
調剤報酬のうち調剤技術料については、処方箋1枚当たりの技術料の伸びは過去の改定における調剤報酬(技術料)の改定率を大きく上回って伸長し、予算によるコントロールが機能していないと指摘。そのため、26年度調剤報酬改定では適正化の方向で検討すべきとした。
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