
鶴羽氏(左)とウエルシアHD桐澤英明社長
ツルハホールディングスとウエルシアホールディングスが1日に経営統合し、同日に都内で開いた記者会見で「経営統合後ビジョン」を公表した。ツルハHD社長の鶴羽順氏は、ビジョンについて、単なる規模の拡大や業界の競争だけを意識したものではなく、ツルハとウエルシアが共に未来を作るための第一歩として、その想いを形にしたものであることを強調。「ツルハグループの変わらない経営理念を、ツルハとウエルシアが一緒になって実現するための道筋」とし、「ツルハとウエルシアが一つになった力を全てのステークホルダーに還元し、グループ全従業員と共に未来を作っていく」との考えを示した。
ビジョンでは、統合による現在地に言及。世界のドラッグストアにおいて、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスおよびCVSヘルス(いずれも米国)の売上規模第1グループに次ぐ第2グループを「ごく限られた企業しか到達できない領域」とし、「今回の統合によりツルハグループは第2グループの領域に入ったと言える。そして世界3位の背中が見える位置に立ったことになる」とした。
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