
左から岩月会長、森副会長
日本薬剤師会は24日、片山さつき財務相と上野賢一郎厚生労働相による閣僚折衝で2026年度診療報酬改定率が決定したことを受け、緊急会見を開いた。岩月進会長は「概ね1:1.1:0.3の改定率が守られた。マイナス改定でもなく、賃上げ対応に薬局も含まれ、われわれの要望を反映していただいた」と評価した。その上で「尽力された方々に心から感謝を申し上げたい」と謝意を示した。
日薬は、公平な診療報酬改定として、医科・歯科・調剤の改定率を維持するよう要望してきた。今回の改定率の内訳は、▽賃上げ分(2年度平均1.70%)▽物価対応(2年度平均0.76%、24年度改定以降の緊急対応分0.44%)▽適正化・効率化(マイナス0.15%)▽政策改定分(0.25%)――と従来とは異なる整理が行われた。
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