富士フイルムは5日、世界的に医療現場の人手不足が深刻化する中、撮影時のポジショニングなどの検査ワークフローの効率化や、医療従事者の負担軽減に貢献する、手軽に持ち運べる携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair PLUS(カルネオ エックスエアー プラス)」を、富士フイルムメディカルを通じ発売する。
同製品は、2018年に発売した携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair」の軽量・コンパクトな特長はそのままに、同社の受像システムである FUJIFILM DR CALNEO Flow1で実現する、AI技術を活用して開発された、撮影時に患者のポジショニングを支援する機能を新たに使用可能にしている。さらに、ユーザーによる交換が可能なバッテリーを採用するなど、往診や電源設備が不十分な医療現場など、幅広いシーンでのX線検査をサポートする。
また同製品には、角度調整可能なタッチパネルが搭載されている。最大120度までタッチパネルの傾きを調整できるチルト機能を採用し、ベッドで寝ている被検者の臥位撮影でも、操作者はより負担の少ない姿勢でタッチパネルに表示されたカメラ映像を確認しながらX線撮影ができる。撮影条件の変更や光照射野のオンオフなどをワンタッチで行うことが可能できる。
さらに、X線撮影装置本体に搭載したカメラの映像を、タッチパネルへリアルタイムに表示することでポジショニングのズレを確認しやすくしています。
加えて、ユーザーによるバッテリー交換を可能にすることで、電源設備が不十分な仮設診療所などでも、多くのX線撮影を行えるようになっている。軽量のリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、フル充電で100ショットまで撮影できる。電池切れの際には、予備バッテリーへの交換も可能で、ACアダプターを接続することで、バッテリーの充電と並行して撮影も行える。
そのほか、同社の受像システムである FUJIFILM DR CALNEO Flowと組み合わせた場合に、同システムの画像処理ユニット Console Advanceが有する被検者のポジショニングをサポートする「X-ray Centering Navi」機能が使用できえう。この機能は、「CALNEO Xair PLUS」に搭載したカメラで撮影した画像から検査対象部位の撮影の中心位置を推定し、ライブビュー画像上に撮影部位中心位置マーカーを表示することで、限られたスペースでのポジショニングを支援する。




















