
プロテインシーケンサ「PPSQ-51A/53A」エドマン分解部(右)と液体クロマトグラフ(左)
島津製作所は19日、プロテインシーケンサ「PPSQ-51A/53A SPD-40モデル」を発売した。同装置は、抗体医薬品やペプチド医薬品などの品質管理に求められる蛋白質のアミノ酸配列を分析でき、「ルーチン業務に適した扱いやすさ」「確実で信頼性のある分析性能」を備えている。サンプルのセット以降はアミノ酸配列の推定まで、全自動で実施できる。
近年、ターゲットに対する特異性が高いため、副作用を抑えながら高い効果が期待されている抗体医薬品やペプチド医薬品の普及が進んでいる。
これらの品質や安全性を確保するためには、アミノ酸配列の分析が重要で、その役割を担うプロテインシーケンサの需要が高まっている。このような品質管理では「ルーチン業務に適した扱いやすさ」「確実で信頼性のある分析性能」を備えた装置が求められている。
今回発売された同装置は、保守性とデータの安定性に優れた検出器を採用した、扱いやすい分析システム。サンプルをセットしてから、エドマン分解、液体クロマトグラフ(LC)による分析、アミノ酸配列の推定を全て自動で実施できるため、作業者の熟練度にかかわらず、信頼性のある分析結果を簡単・確実に取得できる。
主な特長は、次のことが挙げられる。
世界で唯一の製造・販売企業:同社は40年にわたって、プロテインシーケンサを製造・販売してきたパイオニア企業。培ってきた技術をもとに、製薬企業の品質管理部門にとって扱いやすい製品を開発した。
ルーチンワークに適した扱いやすさ:保守性とデータの安定性に優れた検出器を採用しており、作業者の熟練度に左右されない分析結果を提供する。精製した蛋白質と専用の試薬をセットするだけで分析を開始できるため、簡単に使うことができる。
簡単かつ確実な分析システム:オプションのソフトウェア「LabSolutions PPSQ」では、エドマン分解の反応プログラムやLCの分析条件が最適化されており、分析条件の検討が不要となっている。LC分析後に得られたクロマトグラムから蛋白質のアミノ酸配列を自動で推定する。分析業務のデータ管理とネットワーク運用を効率化する分析データベースシステム「LabSolutions DB/CS」は、データインテグリティへの対応を支援する。
同社は今年度からの新中期経営計画で、医薬品や食品などのライフサイエンス市場に引き続き注力していきいる。研究開発や品質管理を支えるコア分析技術の高精度、高品質データの提供や、省力化のニーズに沿った製品を拡充していく。
価格は2130万円~(税込み)


















