感染症対策の専門家が集まり医療感染制御活動の支援を行っているNPO法人HAICS(Healthcare Associated Infection Control Support)研究会はこのほど、「耳鼻咽喉科クリニックのための感染対策ガイドブック」を発行した。サクラ精機や第一医科は同ガイドブック作成に協力した。
耳鼻咽喉科の診療では、日常的に多種多様な医療器材が使用されている。診療の性質上、これらの器材は鼻汁、鼻出血、耳漏、唾液、喀痰など、感染性微生物を含む体液・血液や粘膜に直接触れることが想定され、常に感染リスクにさらされている。そのため、器材の適切な処理・管理は、患者および医療従事者の安全を守るうえで極めて重要となっている。
同ガイドブックは、厚生労働省や関連学会が定めるガイドラインを踏まえ、耳鼻咽喉科診療における器材処理の基本的な考え方と実践方法を整理・解説し、適切な処理・管理が実践できることを目的としている。
適切な器材処理は、医療の質を維持・向上させるための基盤であり、患者が安心して診療を受けられる環境づくりに直結する。また、清潔で安全な診療環境の整備は、医療機関への信頼にもつながる。
同ガイドブックでは、鋼製器材、内視鏡、耳鼻咽喉科診療ユニットなど、診療に不可欠な器材の処理方法を中心に、器材処理室のゾーニングや診療室内の清掃方法まで、感染対策に関する実践的な内容を分かりやすくまとめている。
同ガイドブックのPDF版は、(https://www.sakurajp.com/db/item/news/n002126a33abb73b6fd-3.pdf)でダウンローソできる。
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