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当事者意識を胸に

2006年4月10日 (月)

◆日航機墜落事故の残存機体が、今月下旬にも東京羽田に開設される日本航空・安全啓発センターで公開される予定だ。当初、機体は廃棄の方針だった。事故問題に詳しい作家の柳田邦男さんは「画期的な方針転換」と言い、この姿勢は医療を含め、あらゆる問題に通じると指摘する
◆「残存機体には何の意味もないかもしれない。しかし、遺族の立場になると意味が出てくる」と柳田さん。部品一片に亡き家族を重ねる遺族がおり、その気持ちを汲んで機体を残したのは、「命を大切にするイメージにもつながる」と話す
◆しかし過去の事件・事故では、法律や判例、科学が、被害者や遺族の気持ちを押し潰す傾向があるという。被害者に限らず相手の要望を、法律や企業の利益を盾に、あるいは科学的でないとの理由で拒む。心当たりはないか。柳田さんは「自分が当事者ならどうするか」の視点を持つことが、「新たな解決につながる」と訴える
◆新社会人には心してほしい点だ。一つの副作用症例にも、その向こうにいる患者の気持ち、苦しみに思いを馳せ、行動できる姿勢を持ちたい。




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