社会保障審議会医療保険部会は11日、OTC類似薬の保険給付見直しに伴う一部保険外療養制度の具体的運用について議論し、アトピー性皮膚炎で再燃予防を目的とするプロアクティブ療法として通年にわたり定期的にステロイド外用薬を使用する場合を別途負担の対象外とする方向性を概ね了承した。一方、来年3月の制度開始を控え、患者や医療現場の混乱を防ぐため、国民や医療関係者への周知を早急に進めるよう求める意見が相次いだ。16日の次回会合で取りまとめ案が示される見通し。
厚生労働省は、前回会合までの意見や患者団体へのヒアリングを踏まえ、アトピー性皮膚炎に対するプロアクティブ療法として通年にわたり定期的にステロイド外用薬を使用する場合は、別途負担の対象外とする案を提示した。同療法は、急性期治療によって寛解導入した後、保湿外用薬によるスキンケアに加え、ステロイド外用薬などを週2回程度間欠的に塗布し、寛解状態の維持を図る治療法と位置付けられている。
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