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◆日本健康・栄養食品協会では現在、新たな組織になるため改革を進めている。健康食品に対する消費者の不信感が大きくなっていることなどに対する企業側の対応を図るためで、昨年１２月には、７項目からなる改革の基本方針を示した
◆その中には、日健栄協が健康補助食品に安全性などの規格基準を設け、その基準に合格した製品につけられるＪＨＦＡマークを、新たな「ニューＪＨＦＡマーク」へ移行する内容も含まれている
◆ＪＨＦＡマークの制度は１９８６年にスタートしたが、当時と現在とでは申請される健康補助食品の内容が大きく変わってきている。これまでのように、規格基準の適否を見るだけでは、安全性や機能性の評価に不十分なものが出てきているなど、ＪＨＦＡマークの付加価値低下が見られるからだ
◆健康志向の高まりと共に、健康補助食品などに関心を持つ消費者も増えている。詳細な検討はこれからだが、食の安全を示すものは「ＪＨＦＡマーク」となるような、確固たる規格基準審査を擁し、高い付加価値を備えた「ニューＪＨＦＡマーク」に生まれ変わることを期待したい。