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失敗、その後の対応が重要

2006年12月11日 (月)

◆飛行機の機内でおならをし、その匂いを消そうとマッチに火をつけたアメリカ女性の騒動が話題になっている。他の乗客がマッチの匂いに気づき、飛行機は途中の空港に緊急着陸、検査犬の導入や全荷物の検査をするまでに事態は発展した。女性の再搭乗は許されなかった
◆この話ほどではないにしろ、ミスを隠そうとするために粉飾を凝らし、結果として事態をさらに悪くする事例は後を絶たない。銀行や大企業の粉飾事件を待たなくとも、日常にいくらでも例のあることだ
◆子供の頃だが学校の歯科検診で虫歯の通知をもらい、歯医者が怖くて通知を両親に見つからないように隠してしまったため、ついには我慢できないほど虫歯が悪化して大泣きする羽目になったことがある
◆医療の場に目を転じると、何らかの事故が発生し、患者に被害が及ぶことになった際には、その後の対応が最も重要になるという。仮に事故が起きてしまっても、その後の対応に誠意があれば、患者の不満も最小限に納められるのだろう。結局、何か問題が起きた時の最良の対処法は、正直に告白するに尽きる、ということなのだろうか。



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