「エピステーム」ブランドから美白成分配合の集中美容液 ロート製薬

2010年02月10日 (水)
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エピステームHQブライトコンセントレイト

 ロート製薬は3月19日から、スキンケアブランド「エピステーム」から、美白成分のハイドロキノンを安定化した独自処方の、『エピステームHQブライトコンセントレイト』(化粧品:容量12g、価格1万3650円)を、伊勢丹新宿店と高島屋大阪店の2店舗で新発売する。

 同品は、エイジングケア、ブライトニングケアに着目した集中型美容液。[1]ハイドロキノン配合で、白肌感に着目した処方設計。潤いを与えて、透き通るような肌へ導く[2]4種類の美肌成分(ハイドロキノン、トコフェロール、ビタミンC<アスコルビン酸>、ツボクサエキス)を配合。角質層の奥深くに浸透し、潤いを与え、肌に透明感をもたらす[3]ハイドロキノンを含んだ濃密な美容液が練りこまれたバーム状の美容液で、美肌成分が肌へと送り込まれるよう設計。バーム部分が、肌にしっとり吸いつくように浸透。寝ている間に肌にヴェールをかけて働きかけ、透明感のあるクリアな肌に導く――などの特徴がある。

 ハイドロキノンは、米国では4%以上の配合が医薬品として分類され、日本でも皮膚科などの医療現場で使用されてきた美肌成分。2001年の薬事法改正で、化粧品への配合も可能になった。

 同社は、長年の研究を通し、高純度のハイドロキノンを用いた独自の製剤を開発。05年から医療機関で導入されたハイドロキノン配合美容液は、安定性がよく、低刺激で、多くの皮膚科医師から高い評価を得ているという。今回、肌にとどまりやすいバーム状(軟膏状)の製剤化に成功。百貨店で販売できる商品を開発した。

 昨年9月に発売した「エピステーム」シリーズの第1弾は、エイジング肌の原因の一つである糖化に着目したスキンケア製品で、外側からのエイジングケアだけでなく、サプリメント・ドリンクなど、食品でも内側から健康になることを提案した。今年1月には中国・上海で「{女+愛}碧知(エピステーム)」として発売。日本国内だけでなく、中国・アジアの女性の美を追求したアジアンブランドとして、順次、店舗数を拡大していく予定だ。



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