◆自動車組み立てで腕を振り回しながら動くアーム型ロボット、二足歩行ロボットの開発競争、工業高校や専門学校、大学のロボット競技大会など、日本のロボット研究は世界のトップレベルにある。また今後、成長が期待される裾野の広い産業分野ともなっている
◆新エネルギー・産業技術総合開発機構は、ロボット産業の将来市場予測を公表した。それによると、2005年度実績の市場は、産業用ロボットを中心に7000億円程度だが、30年後には何と14倍も市場が拡大し、9兆7000億円にまで成長すると予測している
◆この大きな伸びは、製造業をはじめとした既存市場の成長に加え、医療や介護・福祉、健康管理などのサービス分野へもロボットが普及していくと考えられるからだ。35年のサービス分野の市場は4兆9000億円と、ロボット市場の過半数以上を占めるまでに至る
◆その予測の中で、「調剤支援」の市場も推計されている。15年には65億円だったものが、35年には414億円にもなる。こうしたロボット化に伴い、薬剤師の業務は変化していかざるを得ない。新たな業務への挑戦は続く。
「調剤支援」ロボット
2010年04月28日 (水)
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