メディカルシステムネットワーク(メディシス)のグループ会社であるファーマホールディング(札幌市)は9月1日に、関東・甲信越エリアで調剤薬局6店舗を展開するメウス(鎌倉市)および同社の子会社「たんぽぽ薬局」を吸収合併する。ファーマホールディングは今月1日付で、関西エリアで調剤薬局12店舗を展開するケイツージャパン(豊中市)の調剤薬局事業を譲受しており、メウスとその子会社を吸収合併することで、メディシスグループの調剤薬局店舗は202店舗となり、調剤薬局が200店舗の大台を突破する予定となった。
ケイツージャパンの調剤薬局事業は、ファーマホールディングの100%子会社である共栄ファーマシー(豊中市)が譲受した。グループが重点エリアとする関西地区でのドミナント化を推進するのが狙い。9月には、同じく100%子会社のサンメディック(東京港区)を存続会社として、神奈川4店舗・新潟1店舗を展開するメウスと、メウスの子会社で都内に1店舗を展開するたんぽぽ薬局を吸収合併し、関東地区での地盤強化につなげる。