◆木枯らし1号も吹き、いよいよ冬将軍のお出ましとなった。今年の夏は異常に暑く、全国各地の観測拠点では、軒並み真夏日日数の記録を更新した。苛酷な夏が終わったのは、ついこの間のことだ
◆日本には四季があって、夏の次には爽やかな秋が来るはずだ。秋の長雨もあるが、奄美の豪雨災害は、これまた記録的な降水量となった。人間の文明がもたらした地球温暖化が大きな一因とされており、人間以外の生物にとっては大迷惑なことだ
◆人間はここまで破壊してきて、やっと責任を感じたらしく、名古屋で開催されているCOP10(国連生物多様性条約第10回締約国会議)など、地球の健全な将来に向けた行動に移っている。ところが、環境、生物を守る会議と思いきや、先進国と途上国の間で、金銭の分配比率を争う話題がメインとなっている始末だ
◆これまで現地だけで伝承されてきた生物資源の医薬品化などは、人類の健康に貢献するビジネスであることも事実。地球・生物を保全して、人間の健康にも役立ち、なおかつ、途上国も潤うような着地点を見出すのは、なかなか困難なことのようだ。
日本の四季は
2010年10月29日 (金)
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