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【長期実務実習】一部施設でセンター認定指導薬剤師不在も‐日病薬が中間報告

2010年11月5日 (金)

 長期実務実習を実施した施設の一部で、日本薬剤師研修センターの認定実務実習指導薬剤師が不在の施設があることが分かった。また、学生がカルテの閲覧をできなかったり、インターネットへ接続できない施設があるなどの問題もあった。日本病院薬剤師会が行ったアンケート調査で分かったもので、地方連絡協議会でその中間結果が報告された。

 調査は、実務実習を行った可能性のある施設を対象に、第1期が終了した7月末に行われた。回答したのは864施設。

 それによると、日本薬剤師研修センターの認定実務実習指導薬剤師が0人または未記入の施設が、54施設に上っていた。これについて日病薬の松原和夫常務理事は、まだ集計途中で、大学によっては独自の指導薬剤師を養成しているケースもあることから、センターの指導薬剤師が不在であることが即、違法とはいえないものの、「好ましくない状態であることは間違いない」と強く問題視した。

 学生のカルテ閲覧については、▽受け持ち患者について自由に閲覧(31・4%)▽指導薬剤師の立ち会いの下で閲覧可能(65・6%)▽学生はカルテを閲覧できない(0・3%)‐‐といった状況で、「少数の施設ではあるものの、カルテを見ることもできないで、何のための病院実習か」と、疑問を投げかけた。

 また、受け入れ施設の中には、一般病床が0の施設も3・0%あったことから、「一般病床0の施設が受け入れているということは、一部で無理なマッチングが行われている地域があるということだ。そうした施設では、抗癌剤の調製や院内製剤など、実習できない項目が出てきてしまい、国家試験で学生が不利になる」と、実習を受けた学生に不利益が生じる懸念を示した。

 ネットへの接続環境では、接続できないが8・0%あった。これについては、直接指導の代わりとして、大学教員によるWeb指導が普及しつつある点を考慮し、「問題がある」とされた。




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