据え置き型の「クレベリンゲル」
大幸薬品は、二酸化塩素分子の力でウイルス・菌・ニオイを除去する衛生管理製品「クレベリン」シリーズの、アジアでの販売網を拡大している。国内では2008年から、ドラッグストア等を通じて販売を開始し、順調に売上を伸ばしているが、海外から同社の衛生管理製品群に注目が高まっていることから、今年2月に初めて海外での本格販売に着手した。これまでの香港・マレーシア・台湾に続いて、今月中旬からはシンガポールでの販売を開始する予定。
シンガポールで販売するのは、据え置き型の空間用「クレベリンゲル」、スプレー型の「クレベリンスプレー」と「クレベリンミニスプレー」で、業務用および一般用として販売していく。業務用については、第一実業のグループ会社、一般用はBenlux International PTE LTDを通じて販売する。
同社では「シンガポールは、かつてSARSを経験し、昨年は新型インフルエンザ(A/H1N1)が流行したこともあり、衛生対策に関する意識と製品需要の高まりが見られることから、今回の販売を決定した」としている。