◆年が明けて2011年、平成も23年となった。昭和天皇が崩御されて四半世紀も経つのかと思うと、時の流れは速いと感じざるを得ない。毎年のように、年末に「今年は激動の1年だった」と振り返ることが多い
◆今年も政界、産業界でいろいろと大きなことが起こることが、ほぼ確定しているかのように映る。何かが動くことは、良きにつけ悪しきにつけ大事なことだろう。薬業界の企業等を取材して、最近の話題を聞くと、「何も動きはない」と返答するところがある。「では、何もなかったと紙面に載せましょう」と言うと、何かしら話し始めるのである
◆何も動きがないということは、順調に成長している意味もあろうが、読者はアクティブなイメージを持つことは少ない。よく言われることだが、跳ぶためには膝を必ず曲げなければならない。今が低い位置にあっても、その姿勢は跳躍する準備である
◆卯年の今年、国民生活全般を含めた日本国、経済・産業が、高くなくとも、大きく前にジャンプすることを期待したい。そのためには、個々人の強い意思が不可欠であり、年計をするのは今しかない。
跳ぶ準備
2011年01月07日 (金)
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