国民健康保険中央会が発表した、２０１０年度上半期の75歳以上の医療費は、６兆２４５３億円で、前年同期を５・７％上回った。このうち、調剤は３・９％増の９６６８億円だった。稼動日数は１日多かった。
平均被保険者数は１３９８万人で３・２％増加し、１人当たり医療費は44万６６９７円で２・４％増えた。
調剤については、１人当たり医療費が６万９１５３円で、前年同期比０・６％増にとどまったものの、国保に加入する70～74歳の１人当り医療費４万２４６５円を１・６倍上回る。
調剤レセプトは６６９５件で、５・８％増えたものの、１件当り医療費は１万４４４１円で１・９％減少した。
また、処方せん枚数は４・２％増の９７５４万枚で、１枚当り医療費は０・４％減の９９１２円となった。
